スーパー猛暑日とは何度から?猛暑日・酷暑日との違いをわかりやすく解説
更新日:9月29日

「スーパー猛暑日」という言葉を聞いたことがありますか?
猛暑日よりもさらに暑そうで、「とんでもなく暑い日」をイメージする言葉ですよね。
近年の日本では、最高気温が40℃を超える日も観測されるようになり、「猛暑日」という言葉だけでは表現しきれないような暑さを感じることもあります。
では、スーパー猛暑日とは何度からなのでしょうか?
実は、「スーパー猛暑日」は気象庁が定めている正式な予報用語ではありません。
今回は「スーパー猛暑日」の意味から、夏日・真夏日・猛暑日、そして新たに使われるようになった「酷暑日」との違いまで、分かりやすく解説します。
スーパー猛暑日とは?
結論からいうと、「スーパー猛暑日」には気象庁による正式な定義はありません。
インターネットやメディアなどで、猛暑日をさらに上回る猛烈な暑さを表現する言葉として使われることがありますが、「最高気温○℃以上をスーパー猛暑日とする」という全国共通の公式基準は存在しません。
そのため、「スーパー猛暑日」という言葉を見かけたときには、正式な気象用語ではなく、極端な暑さを分かりやすく表現した言葉と考えるとよいでしょう。
では、気象庁では暑い日をどのように分類しているのでしょうか。
夏日・真夏日・猛暑日は何度から?
気象庁では、1日の最高気温によって暑い日を分類しています。
夏日:日最高気温25℃以上
真夏日:日最高気温30℃以上
猛暑日:日最高気温35℃以上
酷暑日:日最高気温40℃以上
つまり最高気温が32℃なら「真夏日」、37℃なら「猛暑日」、そして40℃以上になると「酷暑日」です。
気象庁は2026年、40℃以上の日を表す名称として「酷暑日」を予報用語に追加しました。
これまで「スーパー猛暑日」という言葉からイメージされていたような、猛暑日をさらに上回る猛烈な暑さに近い正式な表現が「酷暑日」といえます。
「スーパー猛暑日」と「酷暑日」は同じ?
ここは少し注意が必要です。
スーパー猛暑日と酷暑日は、厳密には同じ言葉ではありません。
「酷暑日」は気象庁が定義する日最高気温40℃以上の日であるのに対し、「スーパー猛暑日」には公式な温度基準がないからです。
そのため、「スーパー猛暑日=40℃以上」と正式な定義のように説明するのは適切ではありません。
天気予報などで気温が40℃以上になる場合には、現在は「酷暑日」という言葉を覚えておくとよいでしょう。
なぜ40℃を超えるほど暑くなるの?
それでは、なぜ日本で40℃を超えるような猛烈な暑さが発生するのでしょうか。
「晴れているから暑い」と思われがちですが、原因はそれだけではありません。
太平洋高気圧などに覆われて強い日射が続くことに加え、上空の暖かい空気や風、地形など、さまざまな条件が重なって気温が上昇します。
さらに、山を越えた空気が暖かく乾燥して吹き下りるフェーン現象によって、局地的に非常に高い気温になる場合もあります。
つまり、猛烈な暑さは「晴れ」という一つの条件だけではなく、複数の気象条件が組み合わさって発生するものなのです。
「晴れ=良い天気」とは限らない
全日本晴れ男・晴れ女協会にとって、「晴れ」はもちろん大切なテーマです。
旅行や結婚式、運動会、ライブなど、楽しみにしていた日に青空が広がれば嬉しいものです。
しかし、晴れていれば必ず「良い天気」というわけではありません。
気温が35℃、40℃と上昇すれば、屋外で長時間過ごすこと自体が危険になることもあります。
晴れを楽しむことと、暑さを我慢することは別です。
猛暑日や酷暑日には、気温だけでなく湿度や暑さ指数(WBGT)、熱中症警戒アラートなども確認し、適切に冷房を使用したり、こまめに水分・塩分を補給したりすることが重要です。
晴れの日だからこそ天気とうまく付き合おう
「スーパー猛暑日」という言葉には正式な定義はありません。
現在覚えておきたいのは、
35℃以上が「猛暑日」、40℃以上が「酷暑日」
という基準です。
「晴れ」というと、青空や旅行、レジャーなど明るいイメージを持つ人も多いでしょう。
一方で、自然にはさまざまな表情があります。
晴れの日には晴れの日の楽しみ方があり、雨の日には雨の日の良さがある。そして、あまりにも暑い日は無理をしない。
全日本晴れ男・晴れ女協会が大切にする「天候との共存」という考え方から見ても、天気を正しく知り、その日の空と上手に付き合うことが大切です。
スーパー猛暑日という言葉を見かけたら、「今日は晴れている」だけではなく、「どれくらい暑くなるのか」にも注目してみてください。





