夏の終わりの風物詩と言えば、台風の到来ではないでしょうか?
今年も既に大型台風がいくつもやってきて
甚大な被害をもたらしてしまったところもあります。
そんな台風なのですが、
実は「台風が起こりやすい日」というXデーが存在しているのです。
くわしくこれから見ていきましょう!!
■ そもそもなぜ日本に台風がよく来るの?
台風は夏の終わりによく起こるイメージがありますが
本当は1年中発生しています。
ただし、季節によって風の起こり方が異なる為
冬などは日本の方に流れてこないのです。
問題となるのが、夏の終わりです。
日本では、夏が終わりに近づくと太平洋高気圧が弱くなってくるため
台風が日本列島に近づきやすい条件が整ってしまうのです。
反対に冬の間は、日本の気温がぐっと下がる為
台風が発生していても日本には近づけないのです。
台風にも好む条件というものがあるのですね。
■台風の名前ってどうやって決めてるの?
ところで、台風が発生すると台風〇〇号の他に
何やら不思議な名前が付いていたりしますよね。
過去に付けられた名前をまずは見てみましょう。
「テンビン」「ヤギ」「マリア」などユニークな名前が付けられてきました。
つい先日の台風は「チャーミー」でしたよね。
日本列島横断するなど行動は全然チャーミーではありませんでしたけど
こういった不思議な名前はなぜ付けられるのか気になりませんか?
それは、数字だけで聞くといつの台風のことか分からなくなってしまうからです。
え?今〇〇号?、それはこの間の?みたいに
ニュースを見ていても混乱する可能性があるからです。
さらに、名前をインパクトのあるものにすることによって
関心を高め台風の身の危険から守ろう!という趣旨もあるのです。
意外と奥深い理由があったのですね。
ちなみに、台風の名前の付け方についてですが
毎回その場で提案し合うのではなく、台風の名前リストなるものが存在します。
リストには140ほどの名前が掲載されていて、番号順に進んでいくのだそう。
台風の名前の付け方にもルールがあったんですね。
■台風が起こりやすい日がある?!
さて、そんな台風なのですが、過去のデータを見ていくと
台風が起こりやすいXデーがありました。
ズバリ、この日に台風がよく起こる!とされる日は「特異日」と呼ばれます。
響きから何となく恐ろしいです…。
台風の特異日は、古くから9月の17日、26日と言われているそうです。
元々9月は日本によく台風が到来する時期ですが
不思議とこの日にちに来ることが多いのだそう。
(あの伊勢湾台風も9月17日でしたよね。)
台風がいつ来るかなんて、自然のことですし
私たちに予測することは出来ません。
それ故、本当にこういった特異日なるものが存在するのかも解明はできませんが、不思議と台風が到来しやすい日があるんだよ、ということをお伝えしておきます!
くれぐれも台風にはお気を付けくださいね!
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