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晴れの日が多い都道府県はどこ?日本の「晴れ県」を調べてみた

3 時間前
読了時間: 6分

「日本で一番、晴れの日が多い都道府県はどこ?」


晴れ男・晴れ女なら、ちょっと気になるテーマではないでしょうか。


「晴れの国」として知られる岡山県、冬の青空が印象的な群馬県、日照に恵まれた山梨県など、日本には「晴れ」のイメージを持つ地域がいくつもあります。


全日本晴れ男・晴れ女協会でも、これまで「晴れ」という視点から日本各地を調査してきました。


今回は気象的な特徴だけでなく、「晴れ男・晴れ女」という協会ならではの視点も交えながら、日本の「晴れ県」を探ってみます。



そもそも「晴れが多い県」はどうやって決める?


実は、「晴れの日が多い都道府県」を一つに決めるのは簡単ではありません。


年間の日照時間で比べるのか、降水日数の少なさで比べるのか、快晴になった日数で比べるのかによって結果が変わるからです。


さらに同じ県内でも、山間部と平野部、海沿いなどで天候は大きく異なります。


そのため、「日本一の晴れ県」を考えるなら、一つの数字だけではなく、さまざまな角度から「晴れ」を見てみる必要があります。



協会が長年注目してきた「群馬県」


全日本晴れ男・晴れ女協会にとって、「晴れ県」を語るうえで欠かせないのが群馬県です。


協会が主催する「ベスト晴れ男・晴れ女アワード」には、晴れと縁の深い街を表彰する「ベスト晴れシティ賞」があります。


その中で群馬県高崎市は、2020年、2021年、2024年と3回にわたってベスト晴れシティを受賞しています。


そして2024年には3度目の受賞を記念し、協会から高崎市を「晴れ男・晴れ女の聖地」として認定しました。


実は、群馬県と協会とのつながりは、それ以前から始まっています。


群馬の「晴れ」を広げたラジオDJ・内藤聡さん

そのキーパーソンの一人が、群馬県を中心に活躍するラジオDJの内藤聡さんです。


2019年9月、内藤さんが自身のラジオ番組で全日本晴れ男・晴れ女協会を紹介してくださいました。


すると、その放送をきっかけに群馬県から「晴れ男・晴れ女検定」の受験者が増加。


当時、群馬県は日本で最も多くの晴れ男・晴れ女を輩出する県となりました。


その功績から、内藤さんは2019年度の「ベスト晴れ男・晴れ女アワード」で審査員特別賞を受賞しています。


そして翌2020年には、高崎市が初めてベスト晴れシティを受賞。その後2021年にも受賞し、2024年には3度目の受賞を果たしました。


ラジオで協会を紹介

→ 群馬県で検定受験者が増加

→ 内藤聡さんが審査員特別賞

→ 高崎市がベスト晴れシティを3度受賞


こうして振り返ると、群馬県には長年にわたって続いてきた「晴れの物語」があるのです。



気候から見ても群馬県は「晴れ県」?


群馬県は、気象的にも晴れと縁があります。


特に特徴的なのが冬です。


日本海側からやってきた湿った空気は山地にぶつかり、日本海側で雪を降らせます。


その空気が山を越えて群馬県側へ吹き下りるころには乾燥した風となります。


群馬の冬で有名な「からっ風」です。


そのため、冬の群馬では寒さや強い風がありながらも、青空が広がる日があります。


「寒い。でも空は晴れている」。


そんな風景も群馬県の冬らしさです。



富士山だけじゃない!日照に恵まれた山梨県


「晴れ県」候補として注目したいもう一つの地域が山梨県です。


甲府は周囲を山に囲まれた盆地で、冬は比較的降水量が少なく、日照に恵まれています。


山梨県といえば富士山や富士五湖などが有名ですが、ぶどうや桃などの果樹栽培が盛んな地域でもあります。


太陽の光と豊かな自然が地域の魅力につながっているという意味でも、「晴れ」を感じられる県の一つではないでしょうか。


晴れた日に見る富士山や南アルプスの景色も、山梨ならではの魅力です。



「晴れの国」といえば岡山県


そして「晴れ県」と聞いて、岡山県を思い浮かべる人も多いでしょう。


岡山県は「晴れの国おかやま」というキャッチフレーズでも知られています。


岡山県が位置する瀬戸内地域は、中国山地と四国山地に挟まれています。


そのため湿った空気の影響を受けにくく、比較的雨が少ない「瀬戸内式気候」が特徴です。


さらに全日本晴れ男・晴れ女協会とも縁があります。


「JA晴れの国岡山」は、協会の「ベスト晴れカンパニー」に選ばれています。


名前にも「晴れ」が入り、気候も比較的穏やか。


まさに日本を代表する「晴れ県」の一つといえそうです。



香川県など瀬戸内エリアも晴れに注目


岡山県の対岸にある香川県も、晴れという視点で注目したい地域です。


香川県も瀬戸内式気候に属し、比較的雨が少ないことで知られています。


岡山や香川だけでなく、広島や愛媛など、瀬戸内海周辺には穏やかな気候の地域が広がっています。


晴れた日に瀬戸内海を眺めると、青い空と海、そこに浮かぶ島々が一体となった美しい景色を見ることができます。


観光という意味でも、「晴れ」と非常に相性の良いエリアです。



太平洋側には「冬の晴れ県」がたくさん


日本全体で見ると、もう一つ面白い特徴があります。


それが冬の太平洋側は晴れやすいということです。


冬の季節風によって、日本海側では雪や雨の日が多くなる一方、山を越えた太平洋側では乾燥した晴天になりやすくなります。


群馬や山梨だけでなく、埼玉、東京、静岡、愛知などでも、冬に青空が広がる日があります。


実際、協会が2020年に実施したベスト晴れシティの選考では、1位が群馬県高崎市、2位が静岡県浜松市、3位には愛知県名古屋市と東京都世田谷区が入りました。


一方で梅雨や台風の季節になると状況は変わります。


つまり「一年中どこよりも晴れている県」というよりも、地域によって晴れやすい季節や理由が違うと考えたほうが、日本の気候の面白さが見えてきます。



協会が考える「晴れ県」は、天気だけではない


全日本晴れ男・晴れ女協会では、「晴れ」を単なる気象現象だけとは考えていません。


私たちが大切にしているのは、

「誰かのために晴れを届ける人であれ」

という考え方です。


晴れ男・晴れ女とは、「自分が出かけると晴れる人」だけではなく、周囲の人の心まで晴れやかにできる存在。


だからこそ「ベスト晴れシティ」も、単純な日照時間だけで決めているわけではありません。


晴れ男・晴れ女が多い街、晴れを通じて人を元気にする街もまた、協会にとっての「晴れの街」です。



あなたの街も「晴れの街」かもしれない


群馬県高崎市の3度のベスト晴れシティ受賞。


内藤聡さんのラジオから広がった群馬県の晴れ男・晴れ女。


「晴れの国」として知られる岡山県。


冬の日照に恵まれる山梨県。


そして穏やかな気候を持つ瀬戸内エリア。


日本には、それぞれ違った理由で「晴れ」と縁を持つ地域があります。


日照時間が長い街。


雨が少ない街。


冬に青空が広がる街。


そして、晴れ男・晴れ女がたくさん暮らしている街。


どれも立派な「晴れの街」ではないでしょうか。


全日本晴れ男・晴れ女協会では、全国の認定晴れ男・晴れ女の分布を「晴れMAP」として公開しています。


あなたの暮らしている地域には、どれくらいの晴れ男・晴れ女がいるでしょうか。


もしかすると、次の「ベスト晴れシティ」はあなたの街かもしれません。


空の晴れだけでなく、人の心にも晴れを届ける。


そんな「晴れの街」が、日本全国にもっと増えていくことを私たちは楽しみにしています。

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