全日本晴れ男・晴れ女協会 会長の榎本です。
今回も前回に引き続き【会長の晴れ男論】をお送りします。
間違った情報ではなく、正しい晴れ女を知っていただき
よりよい晴れ女ライフを過ごしていただくことが本記事の趣旨です。
■ 晴れ女について
晴れ女は前回の晴れ男論に記載している「晴れ男」の意味と定義と同じ解釈をすることができる。
<晴れ男(はれおとこ)について>
よって下記の意味と定義になる。
晴れ女
晴れている記憶が多くあり、自らを晴れ女だと名乗っている(思っている)女性。晴れることに喜びを感じ、晴れると自分の手柄だと確信を持って公言する(思う)ことができる。
晴れ男同様に女性なら誰でも「晴れ女」になることができる。
よく「晴れ女の特徴は○○である」といったカテゴライズをされるが、そんな特徴がなくとも本人が晴れ女だと意識をすれば、その瞬間から晴れ女である。
■ スピリチュアルに結び付けられる誤解
晴れ女を記載している文献の多くに「神様」と結び付けて解釈しているものが存在するのだが、全日本晴れ男・晴れ女協会の私は「それは間違い」だと断言する。
神様の加護があるから晴れ女になったなんてことは、晴れ女の意味と定義を読むと明確に間違っていると理解できる。
というのも、晴れ女になるには「本人の意思」が全てだからだ。
よく言われる稲荷系の守護霊が付いてるなんてことはなく、自らを晴れ女だと名乗った(思った)ら、晴れ女なのである。
どうしても神様と結び付けたいのであれば、日本の太陽神である「天照大御神」への信仰が好ましいと考える。
■ 雨女は存在しない
晴れ女の対称として雨女という言葉がある。
雨女とは一般的に「雨の日に多く遭遇する女性」を意味していると言われているが、違和感を感じるのは私だけではないはずだ。
雨の日にたくさん遭遇することは「気のせい」である。
なぜなら、日本の年間平均降水確率を見ていただきたい。
日本では1年間のうち、約7割は雨が降っていないのである。
つまり、ほとんど雨と遭遇していないのに「一部の雨に遭遇した記憶が印象に残っている」が故に、自分は雨女だと勘違いしてしまっている。
自分は雨女だと思い込んでいる人はすぐにでも「晴れ女」になってほしい。
それが私の願いである。
■ 自称 晴れ女からの脱却とこれからの展望
晴れ女に対しても晴れ男と同様に、「自称 晴れ女」と揶揄されることが多くある。
こちらも揶揄される理由として、晴れ女の定義が不明確でないことが原因であると考える。
「晴れ女の特徴」や「晴れ女の性格」といったレッテルを貼り、晴れ女を定義しているようでは、いつまでも社会的に「自称 晴れ女」から脱却することは実現できない。
私たちは明確な基準と資質を公式に定量・定性的に設定することで、晴れ女の市民権を確立することができると確信している。
全日本晴れ男・晴れ女協会が実施している晴れ男・晴れ女検定は、「晴れ女としての基準・資質」を図るための指標であり、「自称 晴れ女」から「晴れ女」へ転換するために有効な手段である。
客観的な第3者からの公認を得ることにより、晴れ女としての既成事実をつくることができ、公的な信憑性が増す。
「自称 晴れ男・晴れ女問題」を課題の解決のためには、一人でも多くの方に晴れ女になっていただく必要がある。
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