ドラえもんで最強の晴れ男は誰だ?ひみつ道具で判明した意外すぎる「晴れ男・雨男」

「自分が旅行に行くとなぜか晴れる」
「この人が来ると雨が降る気がする」
現実世界では、その人が晴れ男なのか雨男なのかを客観的に測定するのは簡単ではありません。
ところが――。
『ドラえもん』の世界には、晴れ男・雨男を“数値”で測定できるひみつ道具が存在します。
その名も、「雨男晴れ男メーター」。
そしてこの道具を使って、おなじみのキャラクターたちを実際に測定したエピソードがあるのです。
テレビ朝日公式でも「雨男はつらいよ」として紹介されており、てんとう虫コミックス第34巻に収録されています。
ドラえもん、のび太、しずかちゃん、スネ夫、ジャイアン。
果たして、ドラえもんの世界で「最強の晴れ男」は誰なのでしょうか?
答えは最後までお楽しみに。
晴れ男・雨男を測定する「雨男晴れ男メーター」
「雨男晴れ男メーター」は、その人がどのくらい晴れ男・雨男なのかを測定するひみつ道具です。
使い方は非常にシンプル。
センサーを人に当てるとメーターの針が動き、プラスなら晴れ男、マイナスなら雨男を示します。数値は-10から+10までとされています。
つまり+10に近づくほど強力な晴れ男、-10に近づくほど強力な雨男というわけです。
こんな道具が現実にあったら、全日本晴れ男・晴れ女協会としてはぜひ導入したいところですね。
では、ここから実際の測定結果を見ていきましょう。
まずは、のび太。結果は……?
「ドラえもんの主人公だから、実は晴れ男なのでは?」
そう思いたいところですが、結果は、
-2。
残念ながら、のび太は軽い雨男でした。
ただし-2なので、そこまで強力な雨男というわけではありません。
映画などでは大冒険に出かけることも多いのび太ですが、晴れ男・雨男という視点だけで見ると、やや雨側という意外な結果です。
ドラえもん自身は晴れ男?
それでは、ドラえもんはどうでしょう。
ひみつ道具を持っている本人ですから、なんとなく晴れ男であってほしいところ。
測定結果は、
+1.5。
ドラえもんは見事に晴れ男側でした。
ただし、かなり控えめな数値です。
ドラえもんとのび太が一緒に行動すると、+1.5と-2なので合計-0.5。
作中でも「ほとんど天気に影響しない」という趣旨で扱われています。
ドラえもんとのび太のコンビは、天気に関しては絶妙なバランスなのかもしれません。
実はかなりの雨男だったスネ夫
続いてスネ夫。
旅行やレジャーなど、楽しそうな予定をたくさん持っているイメージなので、晴れ男のようにも思えます。
しかし結果はなんと、
-7。
かなり強力な雨男です。
しかものび太が-2なので、スネ夫はのび太よりはるかに雨男。
キャラクターのイメージだけでは、晴れ男・雨男は判断できないようです。
ここで強力な「晴れ女」が登場!
男性陣の結果を見てきましたが、ここで注目したいのが、しずかちゃんです。
結果は……
+9!
これは非常に高い数値。
しずかちゃんは、作中でも強力な晴れ女に相当する存在だったのです。
しかも、この+9は単なる設定では終わりません。
物語の後半では、強力な晴れ男がその場からいなくなったことで空模様が悪化。そこでしずかちゃんを近くへ連れてくると、再び太陽が照り出すという展開が描かれています。
つまり『ドラえもん』の世界では、「晴れ女」という概念が数値化されているだけでなく、実際の天候との関係まで物語として表現されているのです。
そもそも、なぜ晴れ男を探していたの?
ここで物語の始まりに戻ってみましょう。
「雨男はつらいよ」では、のび太のパパが翌日のゴルフを心配しています。
一緒にゴルフへ行く会社の部長から、雨を降らせないでほしいという趣旨の嫌味を言われていたからです。
そこでメーターで測定すると、パパはなんと、
-8.5。
スネ夫を上回る強烈な雨男でした。
そこでのび太たちは考えます。
「強力な雨男なら、それ以上に強い晴れ男を近くに連れて行けばいいのでは?」
こうして、最強の晴れ男探しが始まります。
ドラえもん+1.5。
のび太-2。
スネ夫-7。
しずかちゃん+9。
+9でも相当な晴れパワーですが、さらに上がいました。
ついに判明!ドラえもん最強の晴れ男は……
その人物を測定すると、メーターが示した数字は――
+10。
測定可能な最大値です。
その人物とは、
ジャイアン!
でした。
なんと剛田武こそ、作中で測定された中では最強の晴れ男だったのです。
テレビ朝日の公式あらすじでも、ジャイアンが「強力な晴れ男」であることが判明し、のび太たちがゴルフコース近くの山へ連れていく展開が紹介されています。
そして翌日は見事な晴天。
ところがジャイアンが帰ってしまうと、空模様が怪しくなっていきます。
そこで先ほどの+9、しずかちゃんの出番となるわけです。
晴れ男1位・ジャイアン。晴れ女・しずかちゃん。
まさかこの2人が、『ドラえもん』世界における最強クラスの晴れコンビだったとは驚きです。
全キャラクターの結果を並べてみると面白い
ここまで登場した数値をまとめると、次のようになります。

こうして見ると、キャラクターの性格や普段の印象とはまったく違う結果になっているのが面白いところです。
もし「雨男晴れ男メーター」が本当にあったら?
もちろん現実には、人間が天候を変化させる「晴れ男パワー」が科学的に確認されているわけではありません。
しかし、全日本晴れ男・晴れ女協会には「雨予報だったのに晴れた」「自分が旅行すると晴れる」といった体験談が数多く寄せられています。
だからこそ、
「自分なら雨男晴れ男メーターで何点になるだろう?」
と想像してみるのも、晴れ男・晴れ女文化の楽しみ方の一つです。
+1なのか。
+5なのか。
それともジャイアンと同じ+10なのか。
『ドラえもん』が「雨男はつらいよ」を描いたのは1980年代。つまり、少なくとも当時すでに「晴れ男・雨男」という考え方を題材にして、ここまでユニークな物語が作られていたことになります。
ちなみに全日本晴れ男・晴れ女協会にも、本当に晴れ男・晴れ女検定があります。
残念ながらドラえもんのひみつ道具のように+10、-10を測定することはできませんが、
「自分はジャイアン級の晴れ男かも?」
と思った人は、自分自身の「晴れエピソード」を振り返ってみてはいかがでしょうか。
あなたの周りの“最強の晴れ男・晴れ女”は、一体誰ですか?



