晴れ男と雨男が本気で戦ったらどっちが勝つ?最強の「天気男子」を決めてみた

「俺が旅行に行く日は、なぜかいつも晴れる」
そんな晴れ男がいる一方で、
「楽しみにしているイベントほど雨が降る」
という雨男もいます。
では、もし最強の晴れ男と最強の雨男が、同じ日に同じ場所へ出かけたらどうなるのでしょうか?
晴れ男の力で青空になるのか。
雨男の力で雨が降るのか。
今回は、晴れ男VS雨男の究極対決を勝手に開催してみます。
最後に勝つのは、果たしてどちらなのでしょうか。
第1ラウンド「晴れパワーVS雨パワー」
まずは両者の実力を確認してみましょう。
晴れ男には、
「旅行ではほとんど雨に降られない」
「雨予報でも出かける時間になると晴れる」
「野外イベントの日だけ不思議と天気が回復する」
といったエピソードがあります。
対する雨男も強敵です。
「旅行の日はなぜか雨」
「自分が参加するイベントは天気が崩れる」
「晴れ予報だったのに突然雨が降ってきた」
どちらもなかなかの実力。
晴れ男が雨予報を覆すなら、雨男は晴れ予報を覆す。
第1ラウンドは、ほぼ互角です。
第2ラウンド「二人で旅行に行ったら?」
そこで二人には、一緒に旅行へ行ってもらいましょう。
旅行当日の天気予報は「曇りのち雨」
雨男は言います。
「ほら、やっぱり俺がいるから雨予報だ」
しかし晴れ男は余裕の表情。
「まあ、なんとかなるでしょ」
そして当日の朝。
まだ雲は多いものの、雨は降っていません。
観光地へ到着すると、雲の間から少しずつ太陽が見えてきました。
晴れ男が一歩リードです。
ところが午後になると突然の雨。
雨男が反撃します。
「やっぱり俺の勝ちじゃない?」
しかし30分ほどすると雨が止み、再び空が明るくなってきました。
晴れ男も負けていません。
晴れ、雨、そしてまた晴れ。
どうやら空模様だけでは、なかなか決着がつきそうにありません。
そもそも晴れ男・雨男に科学的根拠はある?
ここで現実的な話もしておきましょう。
特定の人がいることで天気が晴れたり雨になったりすることに、科学的な根拠が確認されているわけではありません。
実際の天気は、高気圧や低気圧、前線、気温、湿度など、さまざまな気象条件によって変化します。
つまり、
「晴れ男がいたから晴れた」
「雨男が来たから雨になった」
という因果関係を科学的に証明することはできません。
それでも晴れ男・雨男という言葉がこれだけ親しまれているのは、天気と一緒に思い出を楽しむ文化があるからでしょう。
そこで今回の勝負も、天気だけではなく「二人の行動」まで見て判定することにします。
最終ラウンド「雨が降ったときどうする?」
旅行2日目。
今度は朝から雨でした。
雨男は申し訳なさそうに言います。
「ごめん。また俺のせいかな……」
しかし晴れ男は笑って答えます。
「天気なんだから、誰のせいでもないよ。それより雨でも楽しめるところ探そう!」
予定を変更して、屋内の観光スポットへ。
昼には地元のおいしい料理を食べ、雨が弱くなったタイミングで街を散策します。
そして夕方。
雨が上がり、雲の隙間から夕日が差し込んできました。
二人はその景色を見ながら、
「今日も結局、楽しかったな」
と笑いました。
さて、そろそろ勝者を決めましょう。
晴れ男VS雨男、勝ったのは……
今回の勝者は――。
晴れ男です。
ただし、最後に雨が上がったからではありません。
晴れ男が勝った理由は、空が雨でも、自分や一緒にいる人の心まで曇らせなかったからです。
雨男を責めることもなく、
「誰のせいでもない」
と笑い、雨の日にも楽しめる方法を考えた。
そして結果として、その場にいる人たちの心まで晴れやかにしました。
今回の勝負で晴れ男が最も強かった理由は、ここにあります。
本当に強い晴れ男とは?
晴れ男というと、
「自分が出かける日は晴れる人」
というイメージがあります。
もちろん、それも晴れ男の楽しみ方の一つです。
しかし、全日本晴れ男・晴れ女協会が考える「晴れ」は、空の天気だけではありません。
旅行が雨でも笑っている。
予定が変わっても、新しい楽しみ方を探す。
一緒にいる人が落ち込んでいたら、明るい気持ちにする。
雨男を見つけて「お前のせいだ」と責めるのではなく、「雨も悪くないな」と一緒に楽しむ。
空の天気は自由に変えられなくても、その場の空気や誰かの心を晴れやかにすることはできるのです。
晴れ男VS雨男。
今回の勝負では、晴れ男が勝利しました。
でも、その決め手となったのは天気を変える不思議な力ではありません。
どんな天気の日でも、自分だけではなく、周りの人の心まで晴れにできること。
それこそが、「最強の晴れ男」の条件なのかもしれません。





